簡単にできるエアコンメンテナンス方法

快適なエアコン生活を送るために、常日頃からやるべきエアコンの簡単メンテナンス方法があります。

冷房使用時毎にするエアコンメンテナンス

・冷房使用時に発生する水分の除去

冷房運転後はエアコン内部に結露により水滴が発生します。（暖房運転後には結露は発生しません）
この水滴をそのまま放置するとエアコン内部にカビが発生し、カビ菌が臭いの原因になり、フィルター掃除もしていない場合はエアコンの温度調節ができなくなりエアコンの機能低下にもつながります。
エアコン内の結露を防ぐため、冷房運転後には内部乾燥運転を必ず行いましょう。
一般的なエアコンは冷房後に自動的に内部を乾燥するクリーニング機能があり、これをするだけでカビの発生率がグンと減少します。
内部乾燥運転はエアコン内部の水分を取り除くため、運転中は熱い空気が排出されますが少し我慢しましょう。
購入時の初期設定では内部乾燥運転機能がオフになってることもありますので、説明書を読んで確認してください。

一年間に数回のエアコンメンテナンス

・フィルターのお掃除方法

カビ菌の繁殖を防ぐには、エアコン内部をきれいに保つことが大切です。自宅で簡単にできるフィルター掃除を習慣にしましょう。
エアコンを使用するワンシーズンに3回、フィルター掃除を行います。
季節はじめのエアコンを使い始める前、季節中に1回程度、季節の終わりの使い終わった時。
冷房を使用する夏は、6月後半ぐらいの使い始める前にフィルターの掃除と送風運転を1時間程度を行い、7月後半にフィルターを確認して汚れている場合は掃除、最後に季節の終わりにフィルター掃除を行いましょう。
暖房を使用する冬は、10月後半ぐらいの使い始める前にフィルターの掃除と送風運転を1時間程度を行い、11月後半にフィルターを確認して汚れている場合は掃除、最後に季節の終わりにフィルター掃除を行いましょう。
汚れがひどくない場合は水洗いを行い、フィルターの汚れがひどい場合は中性洗剤とお湯で洗いましょう。
フィルターはしっかり乾燥させてエアコンに戻してください。

・室外機のチェック

室外機のチェックも必要です。
室外機は熱交換用のアルミフィン、プロペラ、基盤の構成となっており、雨風でも耐えられるように外側がカバーで覆われてます。
室内機とは異なり、室外機が汚れていても臭いやカビが室内に入ることはありません。
枯葉や土ホコリなどが室外機に詰まるとエアコンの動作に大きな悪影響が出るため、注意が必要です。
室外機の周囲20cm以内には物を置かない、枯葉やクモの巣などがあれば取り除く、土ホコリや砂などが付いている場合は汚れを落とす、水抜き穴とドレインホースの詰まりをチェックを行いましょう。

定期的にエアコンクリーニングが必要な理由は、エアコンクリーニングを実施しないとエアコンの内部にホコリやカビなどが付着して故障の原因になるためです。
また、エアコンの内部にほこりやカビが付着している状態で運転すると、体内にそのほこりやカビを吸ってしまい体調不良の原因にもなります。
エアコンが無理な稼働をすることで、電気料金も多くかかります。

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