ハウスクリーニグの知識やコラム
エアコンの耐用年数をのばす工夫と買換えサイン
エアコンの耐用年数をのばす工夫と買換えサイン
エアコンの一般的な寿命は10年となっています。
10年が経過するとエアコン内部の部品が劣化するなどで、効きが悪くなってきます。
しかし、日々のメンテナンスや使用環境によって寿命は変わるため、10年経過すると必ず買い替えをしなければいけないというわけではありません。
あくまでも10年は、エアコン買い替えのタイミングの目安です。
内閣府の消費動向調査によると、実際に家庭で使われているエアコンは10年以上使われている場合が多く、エアコンの平均使用年数は14.1年となっています。
14年間使用したエアコンを買い換える理由は故障で、エアコンを買い換える人の70%が故障をきっかけに買い替えをしています。
税法上の家庭用エアコンの法定耐用年数は6年、業務用のエアコンは15年です。
家庭用か業務用であるかの判断基準は、建物附属設備に該当するかどうか、天井埋め込み型のエアコンの場合は建物附属設備に該当するため業務用として扱われます。
エアコンの寿命は使い方や使用環境によって変わりますので、エアコンの耐用年数を縮めないための工夫が大切です。
エアコンの耐用年数を縮めないためのポイント
①2週間に1度はフィルター掃除
エアコンを頻繁に使う夏や冬の間は、2週間に1回程度フィルターを掃除しましょう。
フィルターをエアコンから取り外し、掃除機やシャワーでホコリを落とします。
②1年に1度はエアコン内部の掃除
エアコン内部の掃除は簡単ではありません。
自分でやると時間がかかる上、故障させてしまうこともあります。
内部の掃除はできるだけエアコンクリーニング業者依頼しましょう。
③1年に1度は室外機の掃除
屋外にある室外機もずっと使用していると汚れますので、掃除が必要です。
④月に1度は運転
春や秋などのエアコンを使わない時期でも、月に1度は運転しましょう。
長期間運転していないとホコリがエアコン内部にたまり、使用する際にエアコンの効きが悪いということになりかねません。
寿命をのばすため、気持ちよく使うためにも、月に1度はエアコンを運転させるようにしましょう。
⑤標準使用条件を守る
エアコンの寿命は、標準使用条件と呼ばれる環境を想定して算出されています。
そのためこの標準使用条件から外れた条件で使用すると、一般的な寿命に達する前に故障してしまうこともあります。
・冷房室内温度…27度
・冷房室内湿度…47%
・冷房室外温度…35度
・冷房室外湿度…40%
・暖房室内温度…20度
・暖房室内湿度…59%
・暖房室外温度…7度
・暖房室外湿度…87%
・1年間の使用日数(冷房)…112日間
・1年間の使用日数(暖房)…169日間
・1日の使用時間(冷房)…9時間
・1日の使用時間(暖房)…7時間
・1年間の使用時間(冷房)…1,008時間
・1年間の使用時間(暖房)…1,183時間
⑥エアコンが汚れやすい環境を避ける
ホコリっぽい、じめじめしている、油が飛び散るなどの環境だと、エアコンが汚れて寿命が縮んでしまいます。
改善できるようであれば、汚れやすい環境は避けましょう。
⑦室外機の置き場を見直す
室外機の周辺にはあまり物を置かず、空気がスムーズに循環する環境にしましょう。
物があふれ空気が循環しにくい環境では、室外機に負担がかかってしまいます。
夏場は直射日光を避けて冬場は逆に日光で暖めるなど、暑さや寒さで痛むのを避けましょう。
エアコン買い替えのサイン
①エアコンを運転すると異音がする
エアコンから異音がする場合は、何か故障している可能性があります。
水の音がするのはドレンホースの詰まりが原因なので大きな問題ではありませんが、他の異音がする場合はエアコンの修理業者に点検を依頼しましょう。
②エアコンを運転すると臭い
エアコンを運転させる際の異臭は、エアコンの内部からカビの胞子が飛んでいることが原因です。
エアコン内部にカビが繁殖してしまっているため、エアコンクリーニングをしましょう。
③エアコンの効きが悪い
エアコンの効きが悪いのは、エアコンの内部にホコリなどの汚れがたまっていることが原因です。
エアコンクリーニングで解消することもありますので、業者に相談してみましょう。
④エアコンから水が漏れる
エアコンから水が漏れるのは、ドレンホースという水分を室外に出すホースが詰まっている可能性や、また冷媒に使われるガスの不足によって霜が溶け出してい可能性があります。
ドレンホースの掃除をしても水漏れが直らない場合は、買い換えが必要かもしれません。
⑤室外機から水が漏れる
室外機の水漏れは、ガス漏れによるガス不足や配管パイプの破損などの可能性があります。
状態によっては買い換える必要がありますが、修理で直すことができることもあります。
⑥エアコンを運転するとブレーカーが落ちる
エアコンを運転するとブレーカーが落ちるのは、コンプレッサーの故障が原因の可能性があります。
コンプレッサーとは冷媒ガスを圧縮するための機器で、修理をすると数万円かかる場合もあります。
⑦エアコンが動かない
久しぶりにエアコンを運転するとエアコンが動かない時は、リモコンの電池不足の可能性があります。
リモコンの電池に問題ない場合は、コンセントを確認しましょう。
エアコン本体のコンセントがしっかり差し込まれていても動かない場合は、本体のスイッチや応急運転ボタン(リモコンがなくても運転できるボタン)を押してみましょう。
それでも動かない場合は買い換えか修理が必要です。
冷房は温度を下げる機能で除湿は湿度を下げる機能ですが、除湿には「弱冷房除湿と再熱除湿」の2タイプがあります。
弱冷房除湿は、温度も少し下げるドライ運転のことになります。
- 三島尚大 合同会社ハウスドクター・スタッフ
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