エアコンは、部屋の中の室内機と部屋の外の室外機の2つで1セットです。
室外機にはコンプレッサーとファン、2つのモーターがあります。
クーラーから冷たい風が出てくる仕組みは、室外機で高温になった冷媒をファンで冷やして室内機に送り、室内機の熱交換器が冷やされることで冷たい風が出てきます。
そのため、室外機で高温になった冷媒を効率よく冷やすことができると、節電につながります。
室外機は、部屋の中の熱を部屋の外に逃がす際に多くの電力を使用します。
室外機が直射日光や地面からの照り返しによってとても高い温度になってしまうと熱を逃がす効率が低下してしまい、電力を余分に消費することになります。
室外機を日陰で覆うようにするだけでも、冷却効率がアップします。
室外機から1m程度離れた所に、植木を植えたりすだれを立てかけるなどで日陰を作りましょう。
板で囲ったりすだれを立てかける時には、吹き出し口をふさいでしまわないよう注意が必要です。
ふき出し口の前に物があったりカバーで覆ったりしていると、熱を逃がすことができません。
室外機の前はスペースを空けて風通しをよくして、スムーズに空気が循環できるようにしましょう。