エアコンを運転させると、吹き出し口にカビがついているのが見えることがあります。
雑巾や棒などを使用して掃除される方も多いと思いますが…
エアコンを分解すると、手前の手が届く範囲を超えて、奥までカビはあります。
手が届かない所もカビだらけ。
分解しないと見えない奥の方はもっと汚れています。
棒などを使ってもカビを取り除くことは不可能です。
送風ファンもあるので、棒も奥までは入りません。
もちろん送風ファンにもカビはあり、何百枚もある細かい羽根を一枚づつ拭いていくのは無理でしょう。
(送風ファンは割れることもありますので掃除される時には注意が必要。不具合の起きているエアコンは、クリーニングできないこともあります)
しかも、カビやホコリは拭くぐらいではキレイにはなりません。
エアコンの汚れは内部の見えない所から始まります。
出口だけカビが生えている、なんてことは絶対にありません。
外観上はそれほど汚れていなくても、定期的にクリーニングを行いましょう。
エアコンは内部乾燥を使い、冷房時の設定温度に気を配り、定期的にクリーニングすることで、長期間使用することができます。