どうすればエアコンの電気代を抑え、かつ快適に過ごせるのでしょうか?
室外機には「圧縮機」という冷媒ガスを圧縮する部品があり、室内設定温度まで達するように回り続けます。設定温度と室内の温度が差が大きければ大きいほど圧縮機が激しく回り、その時間が多ければ電気代もかかるのです。
電気代がかかる=エアコンがほぼフルで回っているということなので、フル運転状態の時間を短くすれば電気代を抑えることができるということになります。
●温度調節
エアコンを使用する際に部屋を冷やしすぎず暖めすぎずを心がけましょう。
エアコンは設定温度を1度上げるだけで約10%の節電効果があります。28度で暑い場合は扇風機を併用することで快適に過ごすことができるようになります。
●フィルター清掃
フィルター清掃はとても重要です。フィルターの目詰まりが冷暖房効率を弱めてしまいますので、2週間に1回程度は清掃しましょう。
●タイマーを活用
タイマーを活用して必要な時間だけ回すようにしましょう。
●室外機の周りをふさがない
室外機の設置状況が悪い場合は室内機が冷えない、暖まらない原因になります。ショートサーキットの原因になりますので、室外機からの風の出口をふさがないようにしましょう。
●窓にカーテンやブラインドをつける
設定温度と室温の差が大きいとエアコンがフル回転してしまいますので、元々の室温を設定温度に近づけておきましょう。
冬場の日中は日光を積極的に取り入れ、夜はカーテンやブラインドを閉め熱の漏れを防ぎます。夏場は直射日光を防ぐだけでもかなり違いがでます。
●風量の設定は自動運
エアコンの自動運転は、部屋が冷えるまでは強風、その後は微風と1番効率のよい運転をしてくれます。風量が弱すぎると部屋が冷えるまで時間がかかり、余計な電気を使うことになります。
●冷房の風向きは上に
冷たい空気は下のに向かっていきます。効率よく部屋の温度を下げるために、冷房の風向きは上に設定しておきましょう。
また、冷房と同時に「扇風機」を併用することもお勧めです。
●こまめなスイッチのオンオフはしない
エアコンは最初に一気に冷やしてその後は微風で部屋の温度をキープします。
電気代は運転状況や機種によって変わってきますが、最初の1時間は20円程度、その後は1時間5~10円程度と言われています。